成功するために必要な意識「勝つより負けない」

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いいときもあれば、悪いときもあるのが投資ですので基本的には焦らず、それでも上手くいかないことが続いたり不安があるようでしたら一緒に解決していきますのでサポート窓口までご連絡下さい。

不安なまま運用を続けるよりも安心して運用に取り組んだ方が結果としてもプラスになる場合が多いですので遠慮なくなんでもご相談くださいね。

さて、今日のコラムでは成功するために必要な意識についてお話していこうと思います。成功というのは利益を出し続けていくといったイメージだと思いますが、そうなると必要なのは「勝つ」ことだと思っているか方も多いのではないかと思います。

しかし、勝ち続けるには「勝つこと」よりも「負けないこと」が重要なのです。成功するためには必要なマインドの1つですのでぜひ最後までお読みください。

 

「勝つより負けない」とは?

「勝つより負けない」というのはどういうことかといいますと、投資をしているとつい「利益」にだけ着目してしまう方も多いと思います。

増えていないと焦ってしまったり、まるでダメなことのように捉えてしまったり…しかし投資をしていく上では利益を守っている(損益変動なし)は十分プラスといえるのです。

例えばサッカーでもそうですが、獲得した点数が多いと輝いて見えますよね。強いチームなのかな?とも思いがちだと思います。しかし、4点獲得していたとしても6点取られてしまえば試合としては負けてしまいます。

守りを固めて1点も取られていなければここぞというときに1点決めれば勝てますが、守備が甘く何度も点数を入れられてしまえばこちらが入れても勝ち越すことはできないのです。

投資も同じで、大きく勝っている人は華やかに見えますがもしその分大きく負けるターンもあるとすれば結局は大した利益になっていないことになります。

利益で損失分を補填するといったような形になってしまえばモチベーションにもならないですよね。

逆に30日間のうち利益が出たのが1日だけだったとしても29日の間損失を出すことなく守り切れば、結果としては勝ち越しなのです。

もちろん、投資であれば「負ける日」もでてきますがその場合は損失を最小限に抑えることが重要になります。小さな損失であればあっという間にカバーすることができるからです。

額の変動がないと不安に感じたり、充実感のようなものがなくもっと投資したいと感じてしまう人もいますが、ここぞという利益をしっかりと勝ち取るためにも損失を出す機会はできるだけ少なく、そして小さくしておくのが1番なのです。

 

「負けない」判断を適切にするのは難しい

これほど「負けない」意識は重要とお話しても「負けない」判断、「負けたときの損失を最小限に抑える」判断をするのは難しいと感じると思います。

例えば含み損があったとき、そこで損切りすれば損失は小さな状態で抑えられると分かっていてもすぐに損切りの判断ができる人は多くないはずです。適切な損切りをするためにもルールを決めましょうと日頃からお話していますが、どうしても「もう少し耐えればプラスになるんじゃないか」と人は考えてしまうのです。

ただ、これは希望的観測であり不確かなことです。運よくプラスになる可能性もありますが、今よりずっと状況が悪くなってしまうこともあります。

しかし、「今損切りすれば損失を○○円で抑えられる」というのは確定事項ですよね。

希望を持ってしまう気持ちは分かりますが、やはりこういった場合はルールに基づいて適切なタイミングで損切りすべきだと思います。

厳しいことを言いますと必要経費と「切り捨てる」判断ができない人は勝ち続けることができません。

勝ち続けるためには自分の意志で「捨てる」判断もできるようになる、そしてそれが「負けないこと」、「負けたときの損失を最小限に抑えること」に繋がるのだと思います。

 

長期的な目線を必ず持って考えていく

投資をしていく上で、「焦り」ほど厄介なものはありません。焦っていると冷静な判断ができなくなってしまう場合が多いですし、感情的になってルールが守れなくなってしまうこともあります。

焦らないためにも必ず長期的な目線で考えることを忘れないようにしてください。十数年後がひとまずのゴールであれば数日間の多少の損失にはびくともしないでいていいと思えるはずですし、思うように利益が増えなくても焦らずにいられるはずです。

楽観すぎるのでは?と思うかもしれませんがそのくらいの余裕を持って取り組んだ方が不思議とうまくいく場合も多いのです。焦って冷静さを失わないためにも長い年月継続していくためにも、余裕を持って負けない運用を、利益と資産を守る運用を心掛けていきましょう。

それが資産形成にも必ず繋がります。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

引き続きよろしくお願いいたします。

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